9ヶ月間ブラジルプログラム

今日は現在参加者募集中の9ヶ月ブラジルプログラムについて紹介したいと思います。

 

サッカーやカーニバルなど華やかなイメージを持つブラジルですが、実は南アメリカ諸国の中でも特に貧困層と富裕層の経済格差が大きい国でもあります。最近ではこの経済格差を縮めるため、多くの開発事業が進められています。そこで、私たちはこうした事業を支援するため9ヶ月間の開発支援プログラムへの参加者を募り現地へ派遣しています。

 しかし、One World Centerのプログラム参加者たちはただのボランティアとして最初から現地に向かうわけではありません。現地での開発事業を支援するためには必要な知識と技術を身につける必要があります。そのため9ヶ月間のプログラムは、3ヶ月間の研修期間を含んでいます。研修期間中はアメリカ、マサチューセッツの校舎で各国から集まる参加者と共に生活し、貧困の原因や具体的な支援方法、開発支援インストラクターとして活動するための実践的な技術を学び現地での支援活動に備えます。

 研修期間を終えたらいよいよブラジルでの活動が始まります。はじめの期間はブラジルの現状を実感するために各地を旅行し、その後それぞれ分担された地域に派遣されます。それぞれが担当する地域では、開発支援インストラクターとして貧困層の家族と共に地域のインフラを整備しよりよい生活基準を恒久的に維持するための設備を整える活動を4ヶ月間にわたって行います。

 現地での活動後はマサチューセッツの校舎に戻り、1ヶ月間の活動報告をもってプログラムを修了します。最後の1ヶ月間も、現地で行った開発事業を次の世代へつなげるための重要な期間になります。

 

このように研修期間や現地での活動を含め4つの期間それぞれに活動目標がありプログラムを通してこなすべき課題が存在します。9ヶ月間という長期間にわたって活動を続けることは簡単なことではありませんが、熱意を持ってやり遂げればきっと人生で一番充実した9ヶ月間になります。あなたも世界を変える一歩、踏み出してみませんか?

 

プログラムの参加を考えている方、質問等をお持ちの方、こちらのアドレスまでご連絡ください。

japan@oneworldcenter.org

 

研修期間や現地での活動期間など、各期間の活動詳細は随時このブログで紹介していきたいと思っています。どうぞ宜しくお願い致します。